corei5とcorei7の違いとは?どちらがノートパソコンに向いている?

本ページはプロモーションが含まれています。

corei5とcorei7、この違いを知っている人は、どのぐらいいるのでしょうか?

CoreiシリーズのCPUにしてインテル社の主力ブランドであるCPUはとても優秀で、多くのユーザーが愛用していると思います。

しかしシリーズのなかでもメインなCPUとなっているi5と、i7の違いは知らない人からすれば、価格が高いかどうかでしょう。

ノートパソコンをただ使いたい人はそれでいいかもしれませんが、ある目的を持つ人であればi5とi7の違いを知って損はありません。

それは何か、一体i5とi7はどんな使い方ができるのか、簡単にまとめましたのでご覧ください。

【corei5とcorei7の違い】そもそもcore iってなに?

core iとはインテル社のCPU(Central Processing Unitの略)、そのブランド名の1つです。

CPUとはパソコンの頭脳処理を担っているパーツで、パソコン内やソフトウェアの演算から制御まで大事な役割を果たしています。

そのためCPUの性能が良くなればなるほどパフォーマンスもまた高まるものの、低くてもメールやサイトを閲覧するぐらいなら可能です。

またパソコンの頭脳部分とはいえ、パソコンの性能はCPUに加えてメモリとストレージのことも吟味して初めて評価できます。

そんなCPUのcore iとは、インテル社製のCPUです。

いわゆる型番というもので、そもそもCPUの型番は「製造メーカー/ブランド名/シリーズ名/製品ナンバー/クロック周波数(種類)」といったように、英数字が並んでいます。(あくまで目安です)

例えば「Intel Dual-Core N3060,up to 2.48GHz」であれば、製造メーカーはインテル社(Intel)で、Dual-Coreはブランド名よりも「CPUコアが2つ搭載されている」という意味のほうが大きいです。

ちなみに製造ナンバー(プロセッサーナンバー)は、この数字が大きければ大きいほど、優れた性能を持っています。

いずれにしてもCPUの型番や性能を確かめたいなら、ノートパソコンに貼られているだろうシールや取り扱い説明書を読めば一目瞭然です。

あるいはデスクトップからメニュー画面を開いて「設定」を選び、「システムとセキュリティ」から「プロセッサ」を表示すればCPUの型番とクロック周波数が判明します。

CPUについてはここまでにしておくとして、今度はcore iについて説明していきましょう。

Core iはインテル社のCPUで、他にもCeleronとPentiumというブランドがあります。

とはいってもインテル社の主力となっているCPUはcore iシリーズで、なかでも

・Core i3
・Core i5
・Core i7

はビジネスや趣味・娯楽の助けになっているほどです。

i5とi7については後述するとして、core i3について軽く触れておきましょう。

Core i3はi5とi7の性能に基づいたCPUで、応用している分、その性能はi5やi7と比べると劣っています。

しかし4コアのCeleronよりも優れており、何よりもi5やi7よりも低コストで購入可能なところがメリットです。

Celeron、ひいてはPentiumは低コストを売りにしているので、どうしてもネットサーフィンやメールのやり取りなど家庭用になっているものの、i3ならビジネスにも利用できます。

そのためi3は「低位モデル(エントリーもしくはミドルレンジ)」とも呼ばれていますね。

まとめるとcore iはインテル社の主力ブランドなCPUで、core iシリーズは性能が低いCPUでも使い勝手がいいというわけです。

corei5の性能と特徴

Corei5はシリーズのなかでは中位モデル(ミドルレンジ)とされているものの、前世代のモデルと比べたらシリーズのなかでも、高性能なi9を超える性能となっています。

コア数は第11(10)世代にして6コアおよび12スレッドです。

しかしノートパソコンであれば2コアとなっている品もあり、コア数は減ったとしてもi5のプロセッサーには、「ターボ・ブースト・テクノロジー」という機能がそなわっています。

「ターボ・ブースト・テクノロジー」とは自動でプロセッサを標準状態から高速にさせる機能で、パフォーマンスが向上する機能です。

システムに余裕がある場合のみに限るものの、パソコンの処理能力が上がることはスムーズな動作を意味しています。

またCorei5はマルチタスク兼マルチメディアに秀でており、動画や画像の編集も行えます。

もっともそのパフォーマンスはあくまで軽めであって、頻繁に編集したりこだわったりするのであればcorei7がおすすめです。

そのため上位モデルと比べたら劣ってしまうスペックに消費電力量が多いこと、また発熱のしやすさがi5のデメリットに挙げられますね。

corei7の性能と特徴

Core i7はcore iシリーズの上位モデル(ハイエンド)で、非常に優秀なCPUです。

その優秀さは「CPUに迷ったらとりあえずcore i7を選べばいい」と言われているほどで、第11(10)世代にして8コアおよび12スレッドを備えています。

i5に搭載している「ターボ・ブースト・テクノロジー」はもちろん、1つのコアで2つのスレッドを同時に処理できる「ハイパースレッディング機能」が搭載しているのがi7の特徴です。

従来のCPUはシングルスレッドですが、この機能のおかげでi7は3Dレンダリングといった、ハイエンドソフトウェアの処理をスムーズにしています。

つまるところ、i7はゲーミング用途を前提にしているCPUです。

そのためeスポーツをはじめ、3Dアニメーションの制作に一役買っています。

逆に言えば、インターネットの使用など普段使いしかしない人からすれば不要な機能とも言えますね。

他にもデメリットを挙げるとしたら高値であること、消費電力および発熱を無視できないほど大きいこと、そして使い続けるためには冷却クーラーが欠かせないことが挙げられます。

corei5とcorei7の違いとは?

i5とi7の違い、それはズバリ高性能であるかどうかです。

i5とi7の性能と特徴をそれぞれまとめましたが、高性能なCPUはi7となっています。

誤解しないように言っておきますが、i5も優秀で、特に現在使用されている第11世代のi5は「昔使われていた第6世代のi7に負けない」と評されています……が、同世代のCPUとなると話は別です。

i5も簡易的なゲームのプレイやスライドショーの編集も行えるものの、本格的なゲームや動画編集をしなくてはならなくなった場合、i5では快適とは言えません。

そのため特にこだわらないならi5、ゲームや動画にたずさわるならi7といったところです。

ちなみに2021年時点ではi5にしてもi7にしても、第10世代がおすすめされています。

というのも最新のcore iは価格が高く、それなら一世代前のほうが良いです。

なかでも第10世代は価格はもちろん、性能、メリット・デメリットのバランスがよく取れています。

【corei5とcorei7の違い】ノートパソコンに向いているのは、どっち?

ノートパソコンに向いているのはどっちか。迷うところですが、i5が無難だと思います。

世代によりますが、少なくとも第9世代以降のi7は高性能で、特にオンラインゲームや動画配信などをしている人にはおすすめです。

しかし性能が良ければパソコンに良いというわけではなく、しかもノートパソコンはその構造上、デスクトップパソコンよりも性能が下回っています。

たとえノートパソコンをデスクトップパソコン並みの性能を積み込んだところで、ノートパソコンの寿命を削るだけでしょう。

その点、i5は高性能ではないとはいえ、パソコンを使う分には困らないどころか、とても優れています。

なので個人的な意見ですが、i5を推させてもらいました。

まとめ

i5とi7の違いはゲーミングに向いているかないかでしょうか。

といってもノートパソコンに向いているのはi5だと思うので、CPUを選ぶとしたらあえてi5を選んでも良いかもしれませんね。

ただノートパソコン自体のスペックを、確かめてからのほうが良いでしょう。

ノートパソコンの場合は第7世代より後のCPUを買ったほうが、ストレスを感じなくてすみます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 上條弘義 より:

    分かり易い解説で、とても参考になりました。